毎日車通勤をしていると、天気が悪かったり、台風が来たり、事故渋滞にあったりとなかなかスムーズに出社できない日もありますよね。
その中でも大雪が降った日は大変です。スリップした車が事故を起こしていたり、動けなくなってしまったりして激しい渋滞を引き起こします。
遅刻は確定です!そんな大雪のときの遅刻ってどんな扱いになるんでしょうか?電車やバスなどの公共交通機関なら「遅延証明書」を発行してもらうことによってみなし出勤扱いになることが多いですが車通勤の場合はいったいどうなのでしょうか?
私の経験談も交えて実例を紹介していきたいと思います。
会社の判断による
結論から言って、雪による交通障害が原因で遅刻をした場合に、遅刻(減給扱い)になるか出勤みなし扱いになるかは会社の判断になります。
公的な判断基準がないため、会社側の裁量に任せられているようです天災による遅刻を会社がどう扱うのかを就業規則で確認した方が良いですね。
現場や直属の上司の判断に任せると、会社の規則を知らずに遅刻扱いにされるだけでなく
「渋滞を想定して早く出社しろ!!」と怒られる可能性もあるます。
就業規則で出勤扱いと認めれていれば、理不尽に怒られる必要もありませんからね。
と言いつつも、車通勤での遅刻が出勤みなしとなるのは中々難しいようです。理由は・・・
出勤みなしとなるのが難しい理由
車通勤の場合に出勤みなしと判断されるのが難しい理由は
・遅延証明ができないから
電車やバスなどの公共の交通機関を使用して遅延が発生した場合は交通機関から遅延証明書を発行してもらうことが出来ますが、車通勤の場合は遅延証明書を発行する機関がありません。
そのため、雪による渋滞などの不可抗力で遅刻をしても、その証明ができないのです。
バスや電車と違い車通勤の場合は、遅刻の理由をしっかりと証明することができないので、出勤みなしとされることが難しいんです。
出勤みなしとなった実例
車通勤では雪による渋滞などで出勤みなし扱いにしてもらうことは難しいと紹介しましたが、雪による遅刻や欠勤も出勤みなしとなった実例があるので、実体験をもとに紹介していきます。
みんなで遅刻した場合
昨日から継続的に雪の降りしきっていた日の朝の通勤のことです。
昨日から雪が降っていたこともあり、いつもよりも30分くらい早く家を出ました。しかし幹線道路に出た後から全く車が進みません。脇道に入りたくてもそこまで辿りつくことも出来ないほどですし、迂回ルートからスムーズに車が流れている保証もありません。
出勤時間が近づくにつれて焦りと苛立ちがつのりますがどうすることもできません。
後でわかったことですが、幹線道路で大型トレーラーがスリップ事故を起こして、道路の上下線とも塞いだ状態で動けなくなってしまったのが渋滞の原因でした。
この日は出社に必要な幹線道路が通れなくなってしまったために、その道路を普段使用しているほどんどの社員が遅刻をしました。
その結果遅刻をした社員も遅刻扱いではなく、出勤みなしとされたのです。
これは、同じ状態で遅刻した社員が多数いたことにより、多くの同様の証言があり、これにより遅延証明書がなくても遅刻の理由が信頼できるものだったと会社が判断した結果なのだと思います。
このように、車通勤の場合でも出勤みなしとなる場合があります。
除雪車が来ない
私の住んでいる地域で30年ぶりとなる記録的な大雪が降った際のことです。
連日大雪となり、みるみる道路の交通状態が悪くなっていきました。そしてついに住んでいる住宅街に除雪車が来なくなりました。
市に問い合わせると、除雪能力が完全に追いつかなくなってしまい。病院や消防署、幹線道路を優先的に作業するため、市街地の除雪の目処は立っていないという回答でした。
その後に、行政機関から問い合わせの回答と同じ内容のメール連絡が来ました。
もうこうなると災害です。
出社どころか、車での外出すらできません。
会社には市からの連絡の旨を伝えて、除雪が再開されるまでの3日間を休みました。この間電車も運休が続いていました。
この3日間はもちろん出勤みなしとなりました。
このように、市からの正式なアナウンスがある場合も出勤みなしに当てはまります。今回の例はかなり特殊なものですし、もちろん会社によって対応は変わると思います。
まとめ
今回は雪が原因で遅刻した際の扱われ方を解説しました。
やはり車通勤の場合は電車やバスなどの公共交通機関と違い、遅延証明書が発行されないために、雪が原因の渋滞で遅刻した場合は遅刻扱いとなることがほとんです。
しかし、例外として同じ渋滞に巻き込まれて遅刻した社員が複数人いる場合などは出勤みなしと扱われる事例もあるので、諦めずに担当部署に問い合わせてみる価値はあるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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